中国人が中国以外の国に建てた唯一の孔子廟
元来、孔子廟とは、孔子の遺品を納め祀ったのが始まりで、明治26年(1893)中国清朝政府と華僑によって建造されました。
琉璃瓦・青白石製欄干・龍紋様の御道石・孔子像、72賢人石像などはすべて中国から取り寄せられたものです。
儀門(ぎもん)といわれる本廟の正式な内大門を抜けると、孔子の高弟72賢人を模した石像が正殿である大成殿(たいせいでん)の奥まで並んでいます。
これらは全て大理石でできていて、一体の重さはなんと約1.5トン。
2年がかりで今の位置に整列させたそうで、それぞれが、役職に見合った衣装を身にまとい、表情や動きも全く違うので、じっくり観察してみてください。
お気に入りの賢人を見つけての記念撮影もお忘れなく。
大成殿の奥にある建物は中国歴代の遺跡を年代や王朝別に分かりやすく展示した中国歴代博物館。
2階には北京故宮博物院提供の宮廷文化財を、3階には中国歴史博物館提供の出土文化財を一堂に展覧しています。
特に故宮博物院提供の美術品の常設展示については、中国国外ではここでしか観ることができないものばかり。
皇室の芸術品が一挙に公開されている上に展示品は一年おきに入れ替えられ、常に新しい出会いを楽しむことができます。
基本情報
住 所 | 〒850-0918 長崎県長崎市大浦町10-36 |
電話番号 | 095-824-4022 |
料 金 | 大人660円、高校生440円、小中学生330円 ※団体割引あり |
営業時間 | 9:30~18:00(入館は17:30まで) |
休 日 | 年中無休 |
H P | https://nagasaki-koushibyou.com/ |
アクセス | 長崎駅から路面電車、正覚寺下行きに乗車、「新地中華街」電停下車、石橋行きに乗り換え、「大浦天主堂」電停下車徒歩4分 |
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